Record China 2011年4月26日(火) 13時16分
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25日、江蘇省南京市の市中級人民法院は、海賊版ドラえもん自転車訴訟の判決を言い渡し、被告に賠償を命じた。写真は2008年、中路株式有限公司の前身である上海永久株式有限公司。
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2011年4月25日、江蘇省南京市の市中級人民法院は、海賊版ドラえもん自転車訴訟の判決を言い渡し、被告に賠償を命じた。揚子晩報が伝えた。
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原告はドラえもんのキャラクター使用権を得た艾影(上海)商貿有限公司。無許可でドラえもん自転車を製造販売していた中路株式有限公司、寧波精英車業有限公司、天津市三合順工貿有限公司と南京市の自転車販売店経営者・王を告訴した。
海賊版自転車を製造していた3社のうち、中路社は2006年7月15日から2008年11月14日まで正規の権利を取得していたが、契約終了後も製造を続けていたという。中路社は以下2点について反論した。
(1)艾影社は小学館集英社プロダクションより使用権を取得しているが、小学館集英社プロダクションは藤子プロより使用権のみを獲得しており、第三者に使用権を許諾する権利を得ていない。ゆえに艾影社は正規の権利を取得しておらず、キャラクター不正使用について訴える権利を有していない。
(2)2008年10月30日、中路社は販売企業の昆豊公司にただちに販売を中止するよう書簡を送っている。この点からわかるとおり、中路社は契約終了後に生産を中止しており、権利侵害はなかった。
裁判所は上記2点の反論をいずれも否定。製造企業3社に即時の生産中止と賠償金50万元(約625万円)の支払いを命じた。また自転車販売店の王には即時の販売中止を命じた。(翻訳・編集/KT)
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