東日本大震災で日産車の在庫が払底、顧客が欧米・韓国車に流れる―中国

Record China    2011年4月26日(火) 6時6分

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24日、中国では5月1日のメーデー前後は自動車販売台数が多い時期だが、日産自動車は大震災の影響で在庫台数が不足しており、シェアを縮小させている。写真は10日、山東省済南市で開かれたモーターショー。

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2011年4月24日、中国新聞社によると、中国では5月1日のメーデー前後は自動車販売台数が最も多い時期の一つだが、日産自動車は東日本大震災の影響で在庫台数が不足しており、シェアを縮小させている。

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韓国の現代自動車の販売責任者によると、山東省済南市の日産自動車「4S」(新車販売、アフタサービス、部品供給、顧客情報の4要素を持つ)認定代理店で在庫が不足。一部車種はすでに在庫切れの状態となっており、最も人気の高い東風日産の「陽光(サニー)」も品薄になっている。

在庫不足の日産自動車に代わって、欧米や韓国の自動車メーカーがシェアを拡大しており、今後も震災の影響が長引くにつれ、これらのメーカーがシェアをさらに拡大する可能性もある。特にメーデー前後でシェアに大きな変化が生じるかもしれない。

メーデーにドライブに出かけようと自動車を購入しに来た男性は、もともとは日産自動車の車種を購入するつもりだったが、地元にはすでに在庫がなく、仕方なく済南市まで買い求めに来たものの、ここでもやはり在庫がないことを知って、韓国車を購入することにしたと話している。(翻訳・編集/岡田)

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