10年の商標登録出願数は世界最多、特許出願で日本を抜き世界2位に―中国

Record China    2011年4月23日(土) 11時18分

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21日、中国国家知識産権局は、2010年の中国の商標登録出願件数は107万2000件で世界最多だったと発表した。写真は10年9月、映画「サンザシの恋(邦題:サンザシの樹の下で)」のロケ地、湖北省宜昌市の民営企業が行った「サンザシの恋」の商標登録。

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2011年4月21日、中国国家知識産権局の田力普(ティエン・リープー)局長は記者会見で、2010年の中国の商標登録出願件数は107万2000件で世界最多だったと述べた。中国新聞網が伝えた。

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田局長によると、中国の知的財産権に関する出願、審査・認可、登録件数はいずれも大幅に増加しており、2010年の商標登録出願件数は107万2000件で世界最多、マドリッド国際登録出願件数は15万4302件で6年連続の世界一だった。

また、海外で中国では知的財産権の保護が不十分で法の執行力も不明確だと言われている問題について、「世界中どこを探しても中国のように知的財産権を重視している国はない」と反論。その根拠として、中国の裁判所(一審)が昨年新たに受理した知的財産権をめぐる刑事事件は前年同期比9.58%増の3992件に上ったことを挙げた。

このほか、2010年の中国内での特許出願件数は前年比24%増の39万1177件に達したことも分かった。特許庁が6月に発表する予定の日本国内での件数は約35万件であることから、2010年の特許出願件数は中国が日本を抜き、世界2位に浮上したことが確実となった。(翻訳・編集/NN)

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