農村人口の都市部への流入を制限しているのは「スラム街を作らないため」―中国

Record China    2011年4月15日(金) 10時36分

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13日、中国国家発展改革委員会の李鉄主任は、中国はブラジルやインドのようなスラム街を作らないために農村人口の都市部への流入を制限していると述べた。写真は北京の高層マンションの前を通り過ぎる建設作業員たち。

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2011年4月13日、中国国家発展改革委員会の李鉄(リー・ティエ)主任は、中国はブラジルやインドのようなスラム街を作らないために農村人口の都市部への流入を制限していると述べた。中国広播網が伝えた。

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李主任によると、中国の昨年の都市化率は47.5%に達したが、都市部に住みながら定住の資格がない人は全体の10%を占める。都市化が進んでいるとはいえ、都市部の公共サービスを受けている人は全体の40%に過ぎないという。そのため、今後の都市化発展の過程で、都市部で働く出稼ぎ農民の社会保障問題をどう解決していくかが大きな課題となっている。

李主任はマレーシアから中国の都市部を視察に来た代表団から「中国の都市はなぜこれほど清潔で、スラム街もないのか?」との質問に対し、中国政府は都市部にブラジルやメキシコ、インドのようなスラム街が出現することを望んでいないとした上で、中国にスラム街がないのは農村人口の都市部への流入を制限しているからだと説明した。(翻訳・編集/NN)

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