チェン・カイコー監督が父親の回顧展に、「さらば、わが愛」でかつて親子タッグも―福建省

Record China    2011年4月13日(水) 15時6分

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12日、チェン・カイコー監督の父親で著名映画監督・陳懐[白豈]氏の回顧展が福建省でスタートした。

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2011年4月12日、チェン・カイコー(陳凱歌)監督の父親で著名映画監督・陳懐[白豈]氏の回顧展が福建省でスタートした。新華網が伝えた。

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「さらば、わが愛/覇王別姫」「PROMISE 無極」など多くの作品が国外でも広く知られ、中国を代表する映画監督チェン・カイコー(陳凱歌)。その父親は、1948年に香港の映画会社・任永華影業公司でデビューした陳懐[白豈]監督。映画の名門大学・北京電影学院の教員も務めたが、1960年代の文化大革命期には「反革命分子」として苦難の時代も送った。しかし、「さらば、わが愛/覇王別姫」では芸術指導も担当し、多くの映画人を育て、戯曲作品も多数残している。

その陳監督の回顧展が12日、生まれ故郷の福建省福州市でスタート。1994年に74歳で亡くなった監督の遺品や貴重な写真、数々の映画作品が公開され、息子のチェン・カイコー監督と女優チェン・ホン(陳紅)夫妻も会場に姿を見せた。

温厚で善良だった父親からは、「今も大きな影響を受け続けている」と話すチェン監督。偉大な父親について、「映画と芝居を愛し、人間の生活を愛し、寛容で清貧に甘んじる人だった」と思いを込めて話していた。(翻訳・編集/Mathilda

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