2011年4月6日、中国で標準体重を超えている人は全成人の22．8％にあたる約2億人、肥満人口も7．1％にあたる約6000万人に達していることが分かった。中国広播網が伝えた。

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11月に中国・杭州で開催される「国際健康生活方式博覧会」の記者発表会が北京で開催され、中華予防医学会の蔡継明（ツァイ・ジーミン）副会長が明らかにした。蔡副会長によると、中国の高血圧患者は約1億6000万人、糖尿病患者は約9000万人。また、標準体重を超えている人は全成年の22．8％にあたる約2億人、肥満人口も7．1％にあたる約6000万人に達している。

蔡副会長は「不適切な生活習慣が環境汚染や大量の資源の無駄遣いを引き起こしている」と指摘。喫煙や飲酒、栄養バランスを考えない食生活、運動不足、ストレス過多な生活などがガンや高血圧、高脂血症、肥満などの病気の原因となっているとした上で「中国人の健康を脅かす重大な危険要素になっている」との懸念を示した。

中国科学技術部、国家体育総局、中国科学技術協会、浙江省人民政府が主催する「国際健康生活方式博覧会」は11月17〜20日、杭州市の世界休閑博覧センターで開催される。（翻訳・編集/NN）