ショッピングサイトで「震災前に仕入れた」と謳った日本食品が大人気―中国紙

Record China    2011年4月6日(水) 6時41分

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4日、福島原発の事故を受け、中国当局は一部日本食品の輸入を禁止したが、ショッピングサイトでは「震災前に仕入れた」などと謳った日本食品が高値で取引されている。資料写真。

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2011年4月4日、福島原発の事故を受け、中国当局は一部日本食品の輸入を禁止したが、ショッピングサイトでは「震災前に仕入れた」などと謳った日本食品が高値で取引されている。寧波日報が伝えた。

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記事によると、中国最大のショッピングサイト・淘宝網(タオバオ)で売られている日本食品は震災前とほぼ同じ品揃えだ。ショップオーナーによると、それらはいずれも「震災前に日本から仕入れた」もの。中国当局は放射能汚染への懸念から一部日本食品の輸入を禁止したが、「震災前に仕入れたものだから問題ない」「震災前に仕入れた最後のロット」など安全性や希少性を謳い、買い手が殺到している。

ところが、中には「最後のロット」であるはずがいつまで経っても品切れにならない店や、昨年、宮崎県で口蹄疫が発生したことを受け、一時輸入禁止となった日本製粉ミルクのうち、対中輸出を再開していない明治乳業などの粉ミルクまで「震災前に日本から仕入れた」ものとして売っている店など、明らかに“ウソ”と分かる店もあることから、記事は注意を呼び掛けている。(翻訳・編集/NN)

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