“値引き”好む中国人、共同購入型クーポンサイトが急速に浸透―仏メディア

Record China    2011年3月30日(水) 19時24分

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28日、中国で共同購入がブームになりつつある。少しでも安く買うことを好む中国人にとって、共同購入は手軽に安く買い物が出来るとして急速に浸透し始めているという。写真は中国に進出した共同購入型クーポンサイトのグルーポン。

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2011年3月28日、環球時報によれば、中国で「共同購入(ギャザリング)」がブームになりつつあると、仏AFP通信が報じた。少しでも安く買うことを好む中国人にとって、共同購入は手軽に安く買い物が出来るとして急速に浸透し始めているという。

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共同購入は、一定数の消費者が同じ商品を一度に購入することで通常よりも安価な価格で商品を購入できるというシステム。ある女性は、エステのクーポン券に共同購入を初めて利用した。当初は「ものは試しに」と利用しただけだったが、それからというもの、外食をする時にも毎回、クーポン券を共同購入するほどになったと話す。値引き交渉が好きな国民性に加え、インターネットの普及がこの傾向を後押ししていると見られる。

中国電子商取引研究センターの統計によると、こうした共同購入型クーポンサイトは2010年8月の時点で中国国内に1215サイト存在したが、同年末には1880サイトにまで増加。1日あたり5サイトずつ増えているという。主なターゲット層は、都市部在住の25〜35歳だ。

中国インターネット情報センターによると、中国全国のインターネット利用者はおよそ4億5000万人で、うち1億6000万人が電子商取引の利用者。2000万人が共同購入サイトを日常的に利用していると見られる。(翻訳・編集/岡田)

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