津波で日本の漁業・養殖業が壊滅的被害―シンガポール華字紙

Record China    2011年3月25日(金) 11時43分

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23日、東日本大震災で日本の漁業と養殖業が壊滅状態に陥っている。写真は日本から輸入されたサバの放射線検査を行う山東省日照市の職員。

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2011年3月23日、東日本大震災で日本の漁業と養殖業が壊滅状態に陥っている。シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。以下はその内容。

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日本を襲ったマグニチュード9.0の地震が引き起こした大津波は東北地方の大勢の尊い命を呑み込んだだけでなく、現地の漁業と水産業にも壊滅的な被害を与えた。ある漁業関係者は「一部の海産物は、恐らく1年ほど出荷は不可能」との見方を示す。

東京・築地でも「東北のホタテ貝養殖場はすべて、そこで働く人もろとも津波に呑み込まれてしまった」と問屋が頭を抱える。築地はいつもの賑やかさを失っていた。東北から水産物が入ってこなくなったせいもあるが、放射能漏れに対する懸念から寿司店や飲食店も客足が大幅に減少した。

築地市場の職員によると、築地を訪れる人は地震発生前の7割も減少した。複数の海産物は少なくとも1年は入荷できない見通しであることから、地震前の状態に戻るにはさらに長い時間がかかるとみられている。(翻訳・編集/NN)

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