Record China 2007年1月13日(土) 14時23分
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現在ユーラシア大陸ではみられなくなった、ブチハイエナの化石が出土した。これまで体のほんの一部しか見つかっていなかったため、この発見の意義は大きいとされる。
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2007年1月11日、河北省秦皇島(しんのうとう)市にある観光地・霊仙洞での発掘作業中に、保存状態のよい古代動物10体以上の骨の化石が発見された。翌12日、中国科学院専門家に鑑定を依頼したところ、これらの化石の一部は北京原人と同じ頃にユーラシア大陸に住み、現在はみられなくなったブチハイエナのものであると判明した。
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ブチハイエナの化石は中国の別の場所でも発見されたことがある。しかし骨格の一部や歯などしか残っていなかった。そのため今回の発見は、学術的な意義が大きいとされている。さらに専門家は、この地域に古代の人類が暮らしていた可能性もないとはいえないと指摘している。
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