Record China 2011年3月19日(土) 7時0分
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18日、福島第1原発の放射能漏れ事故を受け、世界中で様々なデマが飛び交い、中国の人々を恐怖の渦に陥れた。写真は18日、デマにより食塩の売り切れが続出した上海市内のスーパー。
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2011年3月18日、福島第1原発の放射能漏れ事故を受け、世界中で様々なデマが飛び交い、中国の人々を恐怖の渦に陥れた。環球網が伝えた。
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東日本大震災による福島第1原発の放射能漏れ事故に中国のネットユーザーも高い関心を寄せている。だが、放射能の恐怖だけが先行し、デマが横行。ネットを通じてあっと言う間に広がり、中には中国全土を恐怖の渦に陥れたものもあった。
14日、フィリピンメディアのデマが中国ネットユーザーの間に蔓延した。その内容は「英BBCによると、福島第1原発から漏れた放射能が午後にはフィリピンに到着する」というもの。これに伴い、「白色の服は放射線被曝から身を守ってくれる」という全く根拠のない内容のものまで広がった。同日中にフィリピン衛生局が「全くのデタラメ。放射能汚染の心配もない」とのコメントを発表した。
16日からは中国全土で食塩の買い占め現象が起きた。海水の放射能汚染への心配と食塩に含まれるヨウ素が放射線被曝を予防してくれるとの噂が流れたからだ。これに対し、18日付環球時報は社説を発表し、日本の放射能危機を中国の危機にするのは止めようと呼び掛けている。(翻訳・編集/NN)
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