Record China 2011年3月10日(木) 20時44分
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9日、中国人ブロガー、邱林氏は「『中国が日本を買い漁っている』など気にするな」と題した記事を中国のブログサイトに掲載した。写真はラオックスを買収した蘇寧電器の南京1号店。
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2011年3月9日、中国人ブロガー、邱林(チウ・リン)氏は「『中国が日本を買い漁っている』など気にするな」と題した記事を中国のブログサイト・鳳凰博報に掲載した。以下はその内容。
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最近、「中国が日本を買い漁っている」といった類の報道を日本メディアが頻繁に流していることを知った。日本の記者からは「中国はなぜ日本の株を買い漁るのか?」「中国資本はなぜこれほど多くの日本企業を買収したがるのか?」という質問が多く上がるそうだが、実はこうした疑問も不思議なことではない。
M&A(企業の合併・買収)のコンサルティングなどを手掛けるレコフ(東京都千代田区)によると、昨年、中国企業による日本企業の買収・出資件数は過去最高の37件に達し、前年比42%増を記録。85年の調査開始以来トップだった米国を抜き初めて首位となった。日本経済が低迷を続ける中、日本企業を手に入れたい中国企業は増えている。彼らは中国企業が最も欲しがっている「技術」と「ブランド」を持っており、しかも今なら安く買うことができるからだ。
だが、言っておくが中国企業が目を付けるのは資金繰りに困っているにも関わらず、国内では救いの手が得られない企業ばかりだ。それなのに、「中国が日本を買い漁っている」などと嘆く声ばかりが聞こえてくる。まるで迷惑行為とでもいわんばかりだ。「魂を売る行為だ」と嫌悪感を露わにする日本メディアの報道も目にしたことがある。中国は日本経済復興の手助けをしているのに、日本人は感謝しないどころか、あれこれ文句ばかり言っている。恐らく「中国だから」嫌なのだろう。
だが、昨年の中国の日本に対する投資額は、日本の対中投資額のわずか10分の1だったことを知っているだろうか。日本メディアは恐らくこのニュースを報じていない。それどころか、「中国が日本を買い漁っている」という構図を作り出そうと懸命だ。日本人の島国根性もここまで来ると哀れだ。我々は相手にする必要はない。これ以上騒ぎ立てず、勝手に言わせておこうではないか。(翻訳・編集/NN)
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