2011年3月5日、中国の全国政協委員で中国商業飛機有限責任公司・副社長の呉光輝（ウー・グアンフイ）氏によると、今年に入って中国製大型旅客機・C919の受注がすでに100機に達した。同社は今後20年間で2000機の受注を見込んでいる。新華網が伝えた。

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呉氏は、中国人の生活水準の向上と移動手段の変化などから、中国国内だけでもC919クラスの大型旅客機の需要は2300〜2700機に上るとみている。世界全体でみると、2万機以上の需要があるという。同社では将来20年間で、国内市場のシェアの半分以上となる2000機の受注を見込み、海外市場への進出も行うとしている。

中国民航部門の予測では、2012年までに中国の航空機の需要は1万〜1万2000機あり、航空業および関連産業への経済効果は1兆元を超えるという。（翻訳・編集/津野尾）