大きな書棚におさめられた「四庫全書」、これで1セット500冊―江蘇省南京市

Record China    2007年1月11日(木) 20時25分

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清代に皇帝の命によって編纂された「四庫全書」は、全3503部7万9337巻という膨大な書物だ。現代では500冊セットの本として売り出されたが、買い手はなかなか現れない。

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2007年1月10日、中国最大の漢籍叢書、四庫全書(しこぜんしょ)が出版されて、江蘇省南京市の大衆書局という本屋で販売されている。1セット500冊のこの本の価格は6万8千元(約102万円)。一般市民にはとても手が出ず、欲しくても家に置く場所もないと諦めた表情だ。

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四庫全書は清の乾隆帝の命によって編纂された。四庫全書館の360名の職員が、乾隆37(1772)年に作業を開始し、10年近く後の乾隆46年(1781年)に完成した。全3503部7万9337巻。

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