インターネット産業のシェア寡占が深刻、上位3社が市場の大部分を独占―中国

Record China    2011年2月22日(火) 11時7分

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17日、中国のインターネット市場における寡占状況に関する調査報告書が発表され、市場の大部分を一部企業が独占していると指摘された。写真は電子商取引「アリババ」の関連サイト。

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2011年2月17日、「インターネット実験室」は中国のインターネット市場における寡占状況に関する調査報告書を発表し、市場の大部分を一部企業が独占していると指摘した。18日付で京華時報が伝えた。

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報告書によれば、中国のインターネット市場にはすでに一部企業による寡占が基本的に形成されており、インターネット企業・騰訊(テンセント)、検索エンジン・百度(バイドゥ)、オンラインマーケット・阿里巴巴(アリババ)の3社が各分野で市場の大部分を占めている。

2010年末の時点で、騰訊、百度、アリババ3社の時価総額は774億ドル(アリババの未上場企業、淘宝、支付宝、口碑網などは含まず)で、中国のすべての上場済みインターネット関連企業の時価総額に占める割合は70%にも上る。特に騰訊の占める割合が高く、通信分野では1社で76.56%を占めている。また、百度が検索分野で80%以上、阿里巴巴が企業間電子商取引で54.39%のシェアを占めている。(翻訳・編集/岡田)

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