王族の墓から古代遺物が続々出土、今年指折りの大発見―安徽省六安市

Record China    2007年1月8日(月) 14時17分

拡大

安徽省六安市の双敦村で、漢代の王族の古墳が見つかり、発掘作業が行われた。兵馬俑や大型の青銅器が出土し、2007年の10大考古発見のひとつになるであろう大発見だとささやかれている。

(1 / 13 枚)

2007年1月7日から、安徽省六安市郊外の双敦村で発見された古墳の正式な発掘作業が行われた。去年3月、この村で鉄道工事中に発見された2つの古墳に対し、専門家が調査を行った。その結果古墳の構造から、これらが漢時代(紀元前202〜後8年)の王族のものと判明した。この古墳の保存状態はとてもよく、貴重な文化財が大量に出土すると思われ、専門家は興奮を隠せなかった。

その他の写真

1月7日からいよいよ発掘が開始され、古墳から兵馬俑や大型の青銅器が発見されているそうだ。また一部の青銅器にある文字から、この墓は漢の景帝(けいてい・紀元前188年〜紀元前141年)の孫、六安王劉慶のものである可能性が高いと専門家たちは推測している。新年早々、これは2007年の10大考古学的発見のひとつになるに違いないと、期待感が高まっている。現在、発掘作業は武装警官の警備のもとで続けられている。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携