Record China 2011年2月4日(金) 2時10分
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28日、中国の兵器製造現場で働く若者が、日本・ドイツと中国の製造業の差について論じた。写真はNC工作機械を操作する河南済源工業学校の生徒。
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2011年1月28日、中国の兵器製造現場で働く若者が、日本・ドイツと中国の製造業の差について論じた。大手ポータルサイト・捜狐(SOHU)の掲示板への書き込み。以下はその内容。
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まず先に言っておくが、中国の製造業はかなり遅れている。筆者は毎日、工場の人たちとNC工作機械の加工精度を挙げるため昼夜を問わず試行錯誤を重ねているが、いくら機械を使いこなせるようになっても、これらの機械がドイツ製であることに焦りを感じずにいられない。工具もほとんどが日本製だ。工場の建物だけは中国製だが、それも外国の真似をして建てたにすぎない。
専門知識がないとピンとこないかもしれないが、中国は自分たちが必要としている軍事用部品を加工するのに使う工具が作れない。だから、どんなに高額でも日本から買うしかないのだ。筆者は日本の高い技術力が怖い。要するに日本と戦争になったら、技術力で劣る中国は旧式のライフルで立ち向かうしかないということだ。これは決して大げさな話ではない。
最近の中国社会は金儲けができれば良いという風潮になった。不動産業やIT産業がもてはやされているが、はっきり言ってそんなものは意味がない。それより日本のように高度な技術を我々はいくつ持っているだろうか?戦争で実際に使うものは何か?ミサイルが正確に飛ばなかったらどうする?戦車がすぐにエンストしてしまったら?最後は刀でも振り回して戦うしかないのだ。
日本人が作った車を自慢げに乗り回している金持ちたちよ。なぜ、あり余る金を社会のために使おうとしない?中国の金持ちで、汚い手段を使わなかったと胸を張って言える人は果たして何人いる?本来であれば、富を得た人物ほど社会のために役に立とうと考える器量があるはずだが、今の中国社会にはそうした良心のある金持ちはいない。
人の価値はどれほど金を儲けることができるかで決まるのではない。どれほど国や社会のために貢献できたかで決まるのだ。筆者の給与はわずか1500元(約1万8000円)で、服装はダサいし、流行りの歌も知らない。だが、これを少しも恥ずかしいとは思わない。なぜなら、毎日ミサイルや戦車の性能を良くするために働いているからだ。月に1500元しかもらえなくても、十分誇りに思っている。(翻訳・編集/NN)
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