Record China 2011年2月3日(木) 10時27分
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2日、旧暦の大みそかにあたるこの日、中国では家族・親戚一同がテーブルを囲んでごちそうを食べる「年夜飯」の習慣がある。湖北省武漢市のレストランやホテルでは、できあいの「年夜飯」セットをこぞって販売し、飛ぶような売れ行きを見せている。
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2011年2月2日、旧暦の大みそかにあたるこの日、中国では家族・親戚一同がテーブルを囲んでごちそうを食べる「年夜飯」の習慣がある。近年は料理のできない若い世代が増えていることもあり、こうした食事の席もできあいのもので済ませることが多いとか。湖北省武漢市のレストランやホテルでは、こうした「年夜飯」セットをこぞって販売し、飛ぶような売れ行きを見せている。武漢晩報の1日付の報道。
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日本でもこのところ、お正月は名店からの取り寄せやデパートで購入する「豪華おせち」が人気を呼んでいると聞く。確かにおせち料理を1品ずつ作るのは手間であるし、お金を出してプロの味が愉しめるならそれが良いという考え方もあろう。年々、ライフスタイルが現代化している中国でも同様の傾向が見られるという。
揃ってホテルや高級レストランで外食する家族も多いが、予算的にそれが難しい場合、各店が販売する既製品のセットがリーズナブルで便利。蒸す、揚げる、あるいはレンジで加熱するだけで幾品もの料理がたった数分で完成するのだ。
武漢市内のあるレストランには朝の9時から長蛇の列ができた。豚の角煮やローストダック、ゆでエビにアワビ、スペアリブのグリルなど50種類の料理が揃う。セット価格は260〜1280元(約3300〜1万6000円)。セットを買いに訪れたある女性は「両親が歳をとり、そんなに凝った料理は作れなくなった。できあいのほうが便利で豪華だし」と話し、そもそも“自分で料理する”という発想はないようだった。(翻訳・編集/愛玉)
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