「中国モデル」は世界中に影響を与える―英メディア

Record China    2011年2月2日(水) 6時5分

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1月30日、英紙は「中国総合症:ウサギ年」と題した記事を掲載した。写真は甘粛省蘭州市の旧正月のイルミネーション。

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2011年1月30日、英紙インデペンデントは「中国総合症:ウサギ年」と題した記事を掲載した。環球網が伝えた。以下はその内容。

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2月3日に中国は旧暦の正月を迎える。2010年の中国は日本を抜いて世界第2位の経済大国となったほか、少し前に発表した経済データで高い成長率を維持していることを見せつけたばかりだ。このほか、世界最大の自動車市場でもあるし、外貨準備高でも世界一となっている。投資銀行大手のゴールドマン・サックスは「中国経済は2027年までに米国を追い抜く」と予想している。

だが、中国はウサギ年を迎えても、1978年にトウ小平が描いた市場経済改革のシナリオ通りに成功を続けていけるのだろうか。中国は30年かけて未曽有の成功を手に入れた。中国の経済政策が引き続き前進するのであれば、非常に魅力的なことだ。中国企業はスウェーデンのボルボ、ブラジルの電力会社、ニュージーランドの乳業会社、スコットランドの製油所を買収し、さらに米国のハイテク設備を購入することを望んでいる。

我々が「中国人の世紀」を生きていることは容易に想像できるだろう。主導権は西側から中国に移り、「北京モデル」は世界の発展途上国の手本となっている。不確かで混乱している西側の政治と比べ、中国は何と秩序正しく合理的なことか。著名な投資家、ジョージ・ソロス氏は「中国は非常に活力のある経済を有しているだけでなく、米国より良好な運営が可能な政府を有している」と述べたことがある。

中国はウサギ年になっても政権の安定を保ち、今までの成功モデルをさらに進化させ、新たな中国モデルを確立することができるだろうか。これは世界にも影響を与える大きな問題である。(翻訳・編集/NN)

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