2011年1月29日、両親との金銭トラブルで揺れる人気歌手アンジェラ・チャン（張韶涵）がこのほど、トーク番組で心境を初告白した。NOWnewsが伝えた。

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アンジェラ・チャンには2009年9月、母親との金銭トラブルが伝えられ、親子は絶縁状態に。メディアの報道によると、母親がアンジェラの資産を自分の管理下に置くよう主張して1億台湾ドル(約2億8000万円)を“持ち逃げ”。これに困惑したアンジェラ側が、両親への生活費援助を停止したところ、扶養義務放棄で逆に訴えられたというもの。

さらに今月20日には、アンジェラへの“仲介役”として彼女と仲のいい実弟を両親や祖母らが訪ね、アンジェラの友人を交えて複数人がケガを負う殴り合い騒動が発生。さらに、アンジェラが300万台湾ドル（約8500万円）とマンションを両親に与え、騒動収束を図ったが拒否された模様、と台湾メディアは伝えている。

家族間の醜悪さが世間にさらされ、トラブルの渦中にいるアンジェラはこのほど、人気トーク番組「娯楽＠亜洲」に出演し心境を初告白。自分の性格を「強くて勇敢なタイプ」と語り、「私がずっと沈黙しているのは家族を守るためで、自分の間違いを認めているからじゃない」と激白。「物ごとの白黒をハッキリさせるには、他人にその内容を全部打ち明けなきゃいけない。でもそうしたら、私たち家族全員が傷つくことになるの」と話し、世間から非難を受けている両親への変わらぬ愛情を示していた。

さらに一連の騒動については、「こういう事があってこそ、自分の本当の味方は誰か、愛してくれるのは誰かがハッキリ分かる」と前向きな意見も。目下のところ、アンジェラの一番の味方は2人の弟妹だが、「私は弟や妹との同居を拒否する人とは結婚できない」と、きっぱりした口調で語った。（翻訳・編集/Mathilda）