縁起にこだわる中国人、旧正月のおせち料理にも―米メディア

Record China    2011年1月29日(土) 20時22分

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26日、米メディアは、同音語などの言葉遊びが好まれる中国では、旧正月の料理も言葉遊びで新年のめでたさが表現されていると伝えた。写真は27日、武漢で催された新年を祝う食事会。

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2011年1月27日、環球網によると、米ラスベガス・ウィークリー誌(電子版)は26日、同音語などの言葉遊びが好まれる中国では、旧正月の料理も言葉遊びで新年のめでたさが表現されていると伝えた。

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縁起の良い数字といえばどこでも「7」が代表的と思われがちだが、中国では事情が異なる。中国で縁起の良い数字といえば「8」。数字の「8」は「発財」(お金が儲かる)の「発」と発音が似ていることから、縁起の良い数字として親しまれている。また、「6」も「順溜」(順調に事が進む)の「溜」と発音が近いことから、やはり縁起の良い数字だとされている。

こうした言葉遊びは食文化にも見られ、新年を迎える際には「髪菜」という念珠藻の一種を使ったおせち料理が食べられる。「髪菜」は「発財」と同じ音で、やはり縁起を担いだもの。髪の毛のように細く長くという意味も含まれている。この「髪菜」と合わせて食べられるのが「[虫毛]干」(干した牡蠣)。これは「ハオガン」という音で、これは「好事」(慶事)に通じ、組み合わさると「発財好事」という実にめでたい言葉になる。

味や見た目だけでなく、料理や食材の名前にも言葉遊びや隠された意味があり、中華料理は奥が深い。(翻訳・編集/岡田)

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