2011年1月25日、中国財政部は、国家発展改革委員会、水利部と共同で「水利施設整備基金の募集・使用管理弁法」を発表した。中央と地方の水利施設整備基金の資金調達先や使用の対象が明確化された。中国の各メディアが伝えた。

業界関係者によると、水利施設の建設に、今後10年間に4兆元が投入される見通しだ。

「弁法」により中央の「水利施設整備基金」には、車両購入税からの一定額のほか、鉄道建設基金と港湾建設費収入の3％、国務院が承認した地方の水利施設基金の一部を投入。大河川の主要支流、中小河川、湖沼、ダム、砂防施設などの整備やメンテナンスに使われる。（翻訳・編集/JX）