中国製の腕時計、低価格クラスでスイス製と競合―米メディア

Record China    2011年1月26日(水) 13時21分

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24日、中国の腕時計メーカーが低価格を武器にスイス製のシェアを崩そうとしているという。写真は黒竜江省黒河市のマーケットで中国製腕時計を選ぶロシア人観光客。

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2011年1月24日、環球時報によると、ブルームバーグは21日、中国製の腕時計が低価格クラスでスイス製と競合するようになったと伝えた。中国の腕時計メーカーが低価格を武器にスイス製のシェアを崩そうとしている。

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スイスの腕時計ブランド、パルミジャーニ・フルーリエの経営責任者は「もし安価な腕時計を作ろうとするなら、中国で生産するしか選択肢はない」と話し、「スイスはコストがかかりすぎる」と指摘する。

一方、中国は「トゥールビヨン」のような精緻な機構を持った腕時計も製造できるほどの技術力を持つようになっており、中国製腕時計は品質ではスイスと日本に次いで世界第3位となっている。2009年の腕時計生産数は中国が5億6000万本、スイスが2200万本だが、価格差やブランド力から、売上額はスイスのほうが多く、中国の5倍に上る。

ある業界関係者は「中国製腕時計はこれまで時間を計るためだけの道具に過ぎず、アクセサリーとしての要素が欠けていた」と指摘するが、今後はその技術力と価格競争力を武器に、さらにアムステルダムのデザイナーなどの手も借り、中国製腕時計を「誰でも手の届く高級腕時計」としてスイス製のシェアに挑むことになるという。(翻訳・編集/岡田)

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