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13日、BRICs (ブラジル、ロシア、インド、中国)を中心として、キャッシュレス取引が世界的に伸びていることが分かった。中国が第3の市場となっている。写真は北京の商店に掲げられたクレジットカード案内。
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2011年1月13日、仏キャップジェミニ、英ロイヤルバンク・オブ・スコットランド(RBS)、欧州金融マーケティング機構(EFMA)が世界の非現金取引に関する報告書を発表。BRICs (ブラジル、ロシア、インド、中国)を中心として、キャッシュレス取引が世界的に伸びていることが分かった。中国新聞社が伝えた。
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報告書によると、BRICsの4カ国は2001〜2008年の間にキャッシュレス取引が46%成長し、そのうち80%がクレジットカードとデビットカードによるものだった。特に中国におけるキャッシュレス取引は2010年には29%という高い成長となり、世界第3のキャッシュレス取引市場となった。一方、北米やEU、アジア太平洋地域の先進国では2008年の取引高は5〜6%程度の成長にとどまったものの、世界全体の取引高に占める割合は77%と依然として高い。
新興国ではインフラ不足など旧来からの銀行による取引が難しいといった背景から、携帯電話によるキャッシュレス取引が急速に普及している。一方、先進国では銀行などのインフラが整っていることやPCからのインターネット接続が普及していることから携帯電話による取引はまだ未熟な状態にあるなど、新興国と主要先進国の間では状況に隔たりがあることも分かった。(翻訳・編集/岡田)
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