エネルギー・資源関連価格の値上げを検討―中国

Record China    2007年1月5日(金) 17時32分

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中国が石油や天然ガス、水などエネルギー関連資源の価格引き上げを計画していることが明らかになった。「世界の工場」と呼ばれるだけに、実行に移されればその影響は大きくなりそうだ。

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2007年1月5日、中国国家発展・改革委員会が、石油、天然ガス、水などエネルギー・資源関連の価格を引き上げることを計画していることが明らかになった。

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例えば天然ガスについては、「国際価格は原油より4%高いのに、国内価格は原油比59%安」とみて、大幅な値上げを検討しているという。こうした値上げの背景には、エネルギー消費と環境汚染が一部地域で悪化したことなどがある。

今や「世界の工場」と言われるほど、生産工場が集積している中国で、エネルギー・資源関連のコストがアップすることは、製品価格の国際競争力にも影響する。海外企業の生産拠点が国外に逃げてしまうことも考えられ、上げ幅に関しては、今後、慎重な議論が必要だ。

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