Record China 2007年1月5日(金) 15時23分
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観光ピーク時や大型観光ツアーに対して行われていた、世界遺産・莫高窟の入場予約がオンライン化される見込みだ。この制度の導入により、事前に予約所へ行く手間も省けることになる。
2007年1月4日、中国のマスメディアの報道によると、甘粛省敦煌(とんこう)市郊外にある莫高窟(ばっこうくつ)遺跡(1987年に世界文化遺産に指定)見学に、オンライン予約制を導入予定だという。今年の4月か5月に実施される見込みで、導入後には団体ツアー客や旅行会社などは、予約のためわざわざ決まった場所へ行く必要がなくなる。
世界における敦煌文化の影響が年々明らかになっていくにつれ、観光客も世界各地から殺到するようになり、2005年だけで47万人が訪れたという。多くの観光客の訪問によって、壁画の退色や剥落など傷みの進行が深刻化している。そのため敦煌市は2005年7月から、観光ピーク時や大型観光ツアーに対し、参観の予約制を導入していた。
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