2011年1月6日、中国共産党中央紀律検査委員会（中紀委）の干以勝（ガン・イーション）副書記が発表した報告によると、2010年に汚職により党紀処分を受けた党員は11万9526人、うち司法機関に移送された県・処級以上の幹部は804人に上った。中国新聞社が伝えた。

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中紀委は6日、北京でメディア向け説明会を開き、2010年に全国の紀律検査・監察機関が調査、処分した汚職案件について報告した。それによると、2010年の1年間に受けた通報件数は142万7186件、うち検挙、告訴に至った案件は100万277件、立件が13万9621件、判決が下った案件は13万9482件、処分を受けた人数は14万6517人に達した。これにより、国が回収した経済損失は89億7000万元（約1121億円）に上った。

処分を受けた党員のうち県・処級以上の幹部は5098人を占め、うち804人が司法機関に移送された。その中には自らも中紀委の委員だった中国核工業集団元社長の康日新（カン・リーシン）、広東省深セン市の前市長、許宗衡（シュー・ゾンホン）も含まれているという。（翻訳・編集/NN）