グーグルが違法に個人情報を収集、警察当局が確認=ストリートビューの制作過程で―韓国

Record China    2011年1月7日(金) 14時1分

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6日、韓国の警察庁サイバーテロ対応センターが、米検索大手グーグルが「ストリートビュー」の制作過程で個人情報を違法に収集していた事実を確認した、と韓国メディアが報じた。写真はグーグルのロゴ。

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2011年1月6日、韓国・聯合ニュースは、韓国の警察庁サイバーテロ対応センターが、米検索大手グーグルが「ストリートビュー」の制作過程で個人情報を違法に収集していた事実を確認した、と報じた。中国新聞社が伝えた。

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グーグルが提供する「ストリートビュー」はグーグルが現地で撮影した写真を地図上で360度のパノラマ写真で表示するサービス。公開した各国で「プライバシーや肖像権を侵害している」との批判が上がり、16カ国で調査が進められてきたが、違法行為を確認できたのは今回が初めてとなる。

グーグルの韓国法人は韓国でのサービス開始に向け、09年末から情報収集を行ってきた。昨年8月、警察当局が事務所を家宅捜索し、数十台のハードディスクを押収。解析を進めた結果、個人がWi−Fi無線を通じて送信した電子メールやチャットの内容が保存されていることを突き止めた。

韓国当局はこれが「通信秘密保護法」違反にあたるとして調べを進めているが、取り調べを受けた韓国法人や米本社の社員十数人はいずれも「本部の要求に従って仕事をしているだけ」と容疑を否認している。当局は責任者の特定を急いでいるが、それが米国人だった場合、韓国の警察が逮捕できるのかどうかは未知数だ、と記事は指摘している。(翻訳・編集/NN)

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