正月は物乞いの稼ぎ時!?内陸都市の元旦風景―青海省西寧市

Record China    2007年1月5日(金) 13時2分

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1月1日は中国人にとって、ごろごろするよりはとかくお出かけの日。この日は稼ぎ時とばかりにたくさんの物乞いも街に現れ、道行く人々に向かってはちを差し出す姿が見られた。

2007年1月1日、青海省西寧(せいねい)市。内陸部にあるこの小さな省都にも、新たな年の正月がやって来た。

旧暦の正月である春節(2007年は2月18日)と比べて、新暦の正月は中国人にとってそれほど重要ではない。しかも西寧市には中国の主要民族である漢民族のほかに、イスラム教徒の回族が住んで独自の正月を持ち、またチベット族や土族などという少数民族が多いこともあるためか、「1月1日は正月」という雰囲気が濃厚に感じられるわけではない。

人々にとって正月3が日はさしずめ普通の祝日といったところで、会社も元旦の1日しか休みでない場合もある。デパートやレストランに至っては休みなしの営業がほとんどで、日本では元旦にほぼすべての店が閉まるのと対照的に、中国では多くの店が開いており、買い物をする人々が街にあふれた。

物乞いも「今が稼ぎ時」とばかりに、年末よりも多くが路上に現れ、街行く人々に恵みを乞う姿が見られた。

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