高級品売上の3分の1が中国人観光客の消費!元高ポンド安でクリスマス消費に拍車―英ロンドン

Record China    2010年12月30日(木) 12時1分

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28日、クリスマスシーズンの英国の大都市で、販売された高級品の3分の1は中国人旅行客による消費だという。写真はロンドンのショッピング街。

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2010年12月28日、英紙デイリー・テレグラフによると、クリスマスシーズンの英国の大都市で、販売された高級品の3分の1は中国人旅行客による消費だという。29日付で環球時報が伝えた。

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記事によると、中国から「ショッピング族」を迎え、英国最大のショッピングセンター・ウェストフィールドでは中国語を話せる店員を雇い、中国版デビットカード「銀聯カード」での決済サービスも取り入れた。主に高級品を販売するSelfridgesのクリスマスセールでは、1時間に1万件という売り上げ記録を樹立。売上高も前年を40%上回った。その日Selfridgesを訪れた買い物客は、「中国の売り場のようだった」と感想をもらした。

2010年に西ヨーロッパを訪れた中国人観光客は250万人に上る勢いで、英ポンドが対人民元で30%近く下落していることから、中国人観光客の消費に拍車がかかっていると記事は指摘。英国高級品市場の最大の顧客と言えば、かつてはロシアやアラブの富豪というイメージだったが、今では中国人が取って代わった。高級品が中国国内より20〜30%安く手に入る「お買い得感」と、バーバリーやマルベリーなどのブランド品を所有するステータス感が、中国人の高級品消費を促しているようだ。(翻訳・編集/津野尾)

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