2010年7月、中国人向け観光ビザの発給条件が大幅に緩和され、富裕層だけでなく中間層も日本への個人自由旅行が可能となった。今年後半は尖閣諸島での漁船衝突問題もあり、訪日客数の減少も見られたが、百貨店など各業界が中国人観光客の消費力に期待している構図には変わりない。

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そんな中、中国の旅行関連2サイト・世界商旅ネットと出国オンラインは、日本観光でオススメのおみやげ品を特集。日本人にとっては少し意外なアイテムが出揃っていて興味深い。中から特に目を引いた10品を順にご紹介する。

5品目は「富士山のDVD」。日本人にとっては霊峰として特別な心象を抱いている山だが、中国でも「日本と言えば富士山(フーシーシャン)」と言うほど広く知られており、日本旅行の行き先としては京都や奈良をも抜いてダントツの人気なのだという。そんな旅の記念に、さまざまな角度と時間帯、そして四季折々の富士山の姿をえんえんと映したDVDが売れるらしい。1000〜3000円台で日本を代表する風物や自然のダイジェスト映像が楽しめ、中には英語字幕が付いたものもある。(編集/愛玉)