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26日、中国がことあるごとに恐慌的な姿勢を見せているが、そうした姿勢は中国が抱える矛盾によるものだと米メディアが分析した。資料写真。
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2010年12月26日、環球時報によると、このところ中国がことあるごとに恐慌的な姿勢を見せているが、米ワシントン・クオータリー誌はそうした姿勢を中国が抱える矛盾によるものだとし、理解が必要だと指摘している。
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記事によれば、中国は欧米やアジア、さらにはアフリカや南米の国々に対しても強硬な態度をとり、緊張した関係が生まれているが、そうした新たな姿勢は中国国内における熾烈な論争の産物であり、中国の保守主義者と民族主義者の共通認識を体現したものであるとされ、そうした姿勢は今後も続くものと考えられている。
中国の国際的な立場は依然として確固たるものではなく、海外からはその経済力などに応じた責任や役割を求められている。国内からもさまざまな新たな要求が生まれており、中国の外交政策の重点がよく変わるなど、多くの矛盾を抱えている。
中国に対して強硬な姿勢をとれば、中国からはさらに強硬な反応が返ってくることが予想される一方で、弱い態度をとれば中国の利己的な面を助長させる可能性があることを国際社会はあらかじめ理解しておく必要があると、記事は指摘している。(翻訳・編集/岡田)
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