<中国漁船体当たり>乗組員3人を特殊公務執行妨害の疑いで立件―韓国

Record China    2010年12月24日(金) 21時40分

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24日、中国漁船が韓国の警備艦に体当たりして転覆した事件で、韓国の群山海洋警察署は中国漁船の乗組員3人を特殊公務執行妨害の疑いで立件した。写真は中国外交部。

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2010年12月24日、韓国の聯合ニュースによると、中国漁船が韓国の警備艦に体当たりして転覆した事件で、韓国の群山海洋警察署は中国漁船の乗組員3人を特殊公務執行妨害の疑いで立件した。環球網が伝えた。

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同署によると、3人の乗組員は現地時間の18日午後12時53分ごろ、朝鮮半島西側の黄海で韓国の警備艦に故意に衝突した。このほか、別の乗組員は中国漁船に乗船して調査しようとした韓国の警察官4人を鈍器で殴打し、ケガを負わせた。衝突の際、乗組員10人が海に投げ出され、1人が死亡、1人が行方不明となっている。

同署は乗組員3人に対する本格的な捜査に入っており、捜査終了後、逮捕状を出すかどうかを決定するとしている。同署の関係者によると、今回の事件は「政治的にかなり敏感」で、膨大な資料を分析する必要があることから、捜査には長い時間がかかるとみられている。

中国外交部は事件を受け、21日、韓国側に厳正な申し入れを行い、当事者への厳正な処罰と中国漁船側に対する損害賠償を求めた。「いかなる海域であろうとも韓国の警備艦が漁船と衝突して乗組員を死亡させることは断じてあってはならないこと」と激しく反発している。(翻訳・編集/NN)

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