グーグルのトップロゴ、中国共産党を鋭く批判した「ピンインの父」に―米メディア

Record China    2018年1月14日(日) 20時30分

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13日、米ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは記事「グーグルのトップロゴ、中国共産党に異議を唱えた学者・周有光を採用」を掲載した。

2018年1月13日、米ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは記事「グーグルのトップロゴ、中国共産党に異議を唱えた学者・周有光を採用」を掲載した。

米検索サイトのグーグルは記念日に会わせてトップロゴを変更することで知られているが、18年1月13日は中国の学者・周有光(ジョウ・ヨウグアン)氏の画像が採用された。周氏は中国の経済学者、言語学者。中華人民共和国の文字改革を推進し、発音記号であるピンインの制定に尽力した。「ピンインの父」とも呼ばれている。周有光はペンネームで、本名は周耀平(ジョウ・ヤオピン)。17年1月14日に死去した。グーグルのトップ画像は周氏の一周忌を記念したものだ。

中国共産党は、偉大な学者として周氏の功績をたたえているが、実は周氏にはもう一つの顔がある。晩年、中国共産党を舌鋒鋭く批判していたのだ。12年にはBBCの取材に応じ、「毛沢東は民主主義を行うと言っていたのに、政権を取ると最悪の専制を敷いた」と話している。また「生きている間に中国共産党が天安門事件の過ちを認めることを期待している」と発言したこともある。(翻訳・編集/増田聡太郎

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