超微細ガラス繊維、「中国製」が日米の独占状態を打ち破る―中国紙

Record China    2010年12月23日(木) 14時42分

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21日、中国紙は、中国・重慶大学と重慶国際複合材料有限公司が直径5マイクロメートル以下の超微細ガラス繊維の開発と量産体制の確立に成功し、日米の独占状態を打ち破ったと報じた。写真は広東省の電子製品工場。

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2010年12月21日、中国紙・科技日報は、中国・重慶大学と重慶国際複合材料有限公司が直径5マイクロメートル以下の超微細ガラス繊維の開発と量産体制の確立に成功し、日米の独占状態を打ち破ったと報じた。

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記事によると、両者が共同で担当した「十一五」(第11次5カ年計画、2006年〜2010年)国家科学技術計画の掲げる「超微細電子級ガラス繊維の基幹技術の開発および産業化」プロジェクトが、科学技術部の検査を通過した。

超微細ガラス繊維は新たなコア材料として注目されており、各種電子製品の部品、宇宙、自動車などの分野に幅広く応用されている。記事によると、その基幹技術はこれまで日本と米国が独占的に握っており、中国は7マイクロメートルまでの技術しか持っていなかったため、高額の輸入製品に頼っていた。

「超微細電子級ガラス繊維の基幹技術の開発および産業化」プロジェクトは2007年に始動し、4年の年月が費やされた。総投資額は6309万元(約7億9000万円)。(翻訳・編集/NN)

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