Record China 2010年12月24日(金) 5時40分
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20日、「韓国と北朝鮮の砲撃戦で明らかになった中国の世界戦略」と題した記事が中国のブログサイトに掲載された。写真は韓国と北朝鮮の軍事境界線。
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2010年12月20日、「韓国と北朝鮮の砲撃戦で明らかになった中国の世界戦略」と題した記事が中国のブログサイト・鳳凰博報に掲載された。以下はその内容。
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韓国と北朝鮮の砲撃戦から中国の世界戦略と今後について分析してみよう。まず、認めなければならないのは米国が世界で唯一の超大国であるということ。少なくとも今後30年は米国の覇者としての地位が脅かされることはないだろう。中国は「1ランク低い」状態にありながらも最大限の発展余地を模索しなければならない。それには実力が必要だ。
このことは中国の指導者たちも十分に分かっている。2010年は米国の空母が中国の玄関口まで押し寄せてくるなどの事態も多々発生し、国内のネットユーザーたちはこれらに対応する中国指導部の弱腰を批判したが、彼らは分かっていない。中国はこれに対抗できるほどの実力を兼ね備えていないのだ。衝動的な行動に出れば、国民の命を危険にさらすことになる。
トウ小平が外交戦略に掲げた「韜光養晦」(才能を隠して表に出さない)の意味をきちんと理解するべきだ。筆者は胡錦濤(フー・ジンタオ)国家主席を中心とする今の指導部の仕事ぶりを評価する。様々な難題を前にしても余計なことを言わず、一心不乱に中国の発展に尽くしている。おおっぴらにはしていないが、空母も着々と完成に向かっているではないか。
韓国と北朝鮮の砲撃戦は、実は中国と米国の腕比べだった。韓国と北朝鮮は単なるピエロ。米韓のこれ見よがしの軍事演習は、実は中国の持ち札を探るためのものだったのだ。ただ、韓国は今回、決して賢明な選択をしたわけではない。国際社会に「度量が小さい国」と思われたばかりでなく、米国の支配下にある操り人形というイメージを植え付けた。一方、北朝鮮は当初の目的である三男への世襲を順調に推し進めている。
北朝鮮情勢は一応、落ち着きはした。これ以上悪化することはないだろう。中国は平和な環境を勝ち取った。これからは全身全霊で自らの発展にまい進すれば良い。(翻訳・編集/NN)
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