「世界で最も建設の難しい鉄道」が運行スタート、工事は1909年から―中国

Record China    2010年12月21日(火) 13時26分

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20日、「世界で最も建設が難しい」と言われる「宜万鉄道」が12月23日から正式に運行をスタートする。湖北省宜昌市と重慶市を結ぶ。写真は19日に行われた試験運行。

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2010年12月20日、武漢晩報によると、「世界で最も建設が難しい」と言われた湖北省宜昌市から重慶市万州区を結ぶ「宜万鉄道」が12月23日から正式に運行を開始する。

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宜万鉄道は全長377km。総投資額は225億7000万元(約2821億円)。成都と漢口を結ぶ計画だった「川漢鉄道」が前身で、中国初の鉄道技術者・●天佑(●=簷の竹かんむりを取る、ジャン・ティエンヨウ)によって建設が進められた。清朝末期の1909年に工事がスタートしたが、20kmほどで工事が中断。2003年から工事が再開されたが、極めて厳しい地形を縫うように走るため、橋梁とトンネルの総距離は278kmに及ぶなど工事が難航していた。

同路線は今年8月に開通し、その後は架線など設備の建設や試験運行が行われていたが、12月22日に正式運行スタートのセレモニーが行われ、23日に運行が開始されることになっている。(翻訳・編集/岡田)

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