Record China 2010年12月17日(金) 15時17分
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15日、IATAの統計データから、アジア太平洋地域が最大のシェアを占め、世界の航空市場を牽引していることが分かった。写真は北京首都国際空港。
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2010年12月15日、中国経済網によると、国際航空運送協会(IATA)の発表した最新の統計データから、2010年の世界の航空市場全体の利益総額は151億ドルに上ると見込まれており、特にアジア太平洋地域が77億ドルと最大のシェアを占め世界市場を引き続き牽引していることが分かった。
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アジア地域の航空市場が好況な要因の1つが中国の航空需要が高まっていることで、2009年を境に北米地域からアジアへ航空市場の中心が移行し、旅客数もアジアが北米を上回った。現在、世界最大の航空会社は中国国際航空で、その市場価値は200億ドルにも上り、これにシンガポール航空(140億ドル)、キャセイパシフィック航空(120億ドル)が続いている。
専門家の予測では、2011年もアジア太平洋地域の航空市場は成長を続け、乗客数は6.9%増と見込まれている。しかし世界市場全体は依然として苦しい状況に置かれ、利益総額も2010年の151億ドルから2011年には91億ドルにまで減少すると予測されている。(翻訳・編集/岡田)
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