中国〜タイ〜ラオス間に高速鉄道、北京と結ぶ計画も―中国紙

Record China    2010年12月9日(木) 16時12分

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7日、中国とタイ、ラオスを結ぶ高速鉄道を建設することについて、3カ国間で合意に達したことが、北京で開催中の第7回世界高速鉄道大会で明かされた。写真は湖北省武漢市と広東省広州市を結ぶ武広鉄道の車両。

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2010年12月7日、中国とタイ、ラオスを結ぶ高速鉄道を建設することについて、3カ国間で合意に達したことが、第7回世界高速鉄道大会で明かされた。京華時報が8日付で伝えた。

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世界高速鉄道大会は1992年から国際鉄道連合(UIC)が開催している国際会議で、第7回となる今回の会議は、ヨーロッパ以外の国における初の開催となった。その開幕式の席で、タイのステープ副首相とラオスのソムサワット副首相がそれぞれ、両国と中国を結ぶ高速鉄道の建設計画について語り、着工に向けて準備が進んでいることを明かした。

中国とタイ、ラオスを結ぶこの高速鉄道は早ければ2011年には着工し、15年の完成が予定されており、中国と東南アジアを結ぶ新たなパイプとして期待が高まっている。中国鉄道部への取材では、具体的な路線ルートや駅の設置場所などはまだ明らかにできないとの回答だった。

中国の鉄道は3日に武漢広州を結ぶ「武広高速鉄道」が開業したほか、北京と上海を結ぶ「京滬高速鉄道」に投入される車両(中国南車集団製CRH380A)が3日の試運転で最高時速486.1kmを記録するなど急速に成長しており、海外の鉄道事業への進出も強化している。(翻訳・編集/岡田)

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