<レコチャ広場>中朝国境の街の冬、今後は物売りの北朝鮮人で溢れるか―中国

Record China    2010年12月7日(火) 11時38分

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5日、中国誌・瞭望東方週刊の記者、劉志明氏は「吉林延辺:北朝鮮との国境の街の冬」と題した記事を中国のブログサイトに掲載した。写真は北朝鮮側国境の街、新義州の北朝鮮の人々。

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2010年12月5日、中国誌・瞭望東方週刊の記者、劉志明(リウ・ジーミン)氏は「吉林延辺:北朝鮮との国境の街の冬」と題した記事を中国のブログサイト・鳳凰博報に掲載した。

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劉氏は、北朝鮮との国境の街・吉林省図[イ門]市を訪れ、現地の様子をブログに綴った。街の至る所に掲げられた中国語とハングル語で書かれた看板が、この地が朝鮮族の街であることを明示している。冬の図[イ門]江は水面が浅く、水の流れもゆっくりだ。対岸の北朝鮮は手に届くほどの距離。望遠鏡がなくともグレーや黒の服を着た北朝鮮の人々が天井の低い建物の中を歩き回っているのが見える。

図[イ門]と北朝鮮のつながりは街を少し歩いただけで良く分かる。市内の複数の市場に並ぶイカやスケソウダラなどはいずれも北朝鮮から運ばれてきたもの。街のタクシー運転手は何人もの北朝鮮人を乗せたことがあるが「全員が列車の運転手だった」と語る。彼らのほとんどは中国語が話せないが、胸の金日成バッジですぐわかる。列車が途中立ち寄ったこの街で食品やタバコなどを買い込み、お土産にするのだという。

今後は大量の売り物を抱えた北朝鮮人が列車に乗って中国との国境にやってきて、商売を始めるようになると劉氏は指摘している。(翻訳・編集/NN)

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