2010年11月30日、中国インターネット情報センター（CNNIC）によると、中国のネットユーザー数は06年に1億1100万人（うちブロードバンドユーザーは6430万人）だったものが、10年6月現在では4億2000万人（同3億6380万人）と約4倍に増加した。中国網が伝えた。

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携帯電話でのインターネット利用者数は10年6月現在で2億7700万人、うち携帯電話でのみ接続しているユーザーは09年末比1842万人増の4914万人で、ネットユーザー全体に占める割合は11．7％となっている。

インターネットの利用目的のうち、今年上半期に最も伸び率が高かったのは「ネット決済（伸び率36．2％）」「ネットショッピング（同31．4％）」「ネットバンキング（同29．9％）」の3項目で、いずれもネットショッピングに関連していた。ネットショッピングユーザー数は1億4200万人で、1年前の8788万人から急増しており、これが3項目の伸び率に大きく影響したとみられている。

CNNICインターネット発展研究部の劉冰（リウ・ビン）主任は「今年上半期のネットショッピングの規模は、昨年1年分に相当する2500億元（約3兆1500億円）に達した」と話す。また、中国社会科学院は中国の今年のネットショッピング総額が5000億元（約6兆3000億円）に達すると予測している。

一方、ネットショッピングに関するクレームの発生率も改善されている。市場調査会社、北京正望咨詢有限公司が行った調査では、クレーム発生件数は08年には取扱件数67万7000件に1件の割合だったものが、09年には同93万4000件に1件の割合へと減っている。（翻訳・編集/HA）