<北朝鮮砲撃><レコチャ広場>中国が態度を明確にしないのは、「尖閣」有事も念頭にあるから?―中国

Record China    2010年11月30日(火) 12時51分

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27日、著名な中国人ブロガー・田一楓氏はブログに記事「中国は北朝鮮を『かばっている』のか?」を掲載した。写真は10月10日、朝鮮労働党結党65周年記念式典。

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2010年11月27日、著名な中国人ブロガー・田一楓(ティエン・イーフォン)氏はブログに記事「中国は北朝鮮を『かばっている』のか?」を掲載した。以下はその抄訳。

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北朝鮮砲撃事件後、西側諸国は一斉に批判の声をあげた。一方で、中国はいまだに明確な態度を示していない。まず「あらゆる挑発行為に反対する」「各関係国が強く抑制するよう希望する」と呼びかけた。26日には駐中国北朝鮮大使と会見。また、クリントン米国務長官、金星煥・韓国外交通商部部長に電話し、「深い憂慮」を表明。韓国、北朝鮮は交渉を通じて問題を解決するべきとの立場を表明した。

他国では中国の態度は不十分であり、北朝鮮をかばう「責任を負わない」態度だと批判されている。だが、本当にそうだろうか。事件は韓国と北朝鮮の支配権が争われている海域であり、韓国が軍事演習を実施する前に北朝鮮は警告していた。こうした状況を考えれば、「あらゆる挑発行為に反対」する中国の表明は韓国、北朝鮮双方に向けられたものであると理解できる。

また、今回の問題も尖閣諸島での紛争も、米国がその原因を作ったことにも注意するべきだろう。もし日本が尖閣諸島でさらなる行動をとった場合、中国は実力行使に踏み切る余地を残さなければならない。国際的責任というが、国家はまず自国の利益を最上位に置くべきもの。北朝鮮砲撃を批判することで自らの手足を縛るようなことは避けなければならない。(翻訳・編集/KT)

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