伊ピニンファリーナの買収、中国自動車メーカーがこぞって名乗り―中国

Record China    2010年11月29日(月) 10時32分

拡大

26日、中国の北京汽車、華晨汽車、安徽江淮汽車など数社がイタリア最大の自動車デザイン企業、ピニンファリーナ社の買収に名乗りを挙げていることがわかった。写真は同社の買収に意欲的な華晨汽車が発表した「新・駿捷」。

(1 / 4 枚)

2010年11月26日、中国の北京汽車、華晨汽車、安徽江淮汽車など数社がイタリア最大の自動車デザイン企業、ピニンファリーナ社の買収に名乗りを挙げていることがわかった。京華時報が伝えた。

その他の写真

記事によると、ピニンファリーナ社はこれまでフェラーリ、GMなどの設計以外に、華晨、江淮、奇瑞など中国自動車メーカーの主力車種の設計も担当している。華晨汽車の関係者は「現在買収に向けた協議を進めているが、詳細は答えられない」としているが、同社の祁玉民(チー・ユーミン)董事長は「イタリア自動車デザイン企業と合弁の話を進めたいが諸々の原因で遅れている」と述べている。

金融危機の影響で高級車の需要が急落したことにより、ピニンファリーナ社は大きな打撃を受け、1年以上前にイタリア国内の銀行に株式の50.7%を売却した。現在同社の買収には、中国の自動車メーカーやプライベート・エクイティ・ファンドを含む中国10社のほか、インドのタタ・モーターズやカナダの部品メーカー、マグナ・インターナショナルも名乗りを挙げている。(翻訳・編集/中原)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携