<在日中国人のブログ>日本人の基本精神は「人様に迷惑をかけない」

Record China    2010年11月26日(金) 14時15分

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22日、「携帯はいつもマナーモード、犬は必ずリードをつけて散歩―日本人の基本は『人様に迷惑をかけない』」と題した記事が中国のブログサイトに掲載された。写真は南京の公園で犬を散歩させる人たち。

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2010年11月22日、「携帯はいつもマナーモード、犬は必ずリードをつけて散歩―日本人の基本は『人様に迷惑をかけない』」と題した記事が中国のブログサイト・新浪博客に掲載された。筆者は日本で働く中国人。以下はその内容。

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日本人は常に「人様に迷惑をかけない」よう細心の注意を払いながら生活している。では、一体どんなことが「人様に迷惑をかけない」ことなのか。基本精神は「自分勝手はいけない、常に人様の気持ちを考えて行動する」ことだ。例えば、日本では犬を外に出す時は必ずリードを付ける。犬を放し飼いにすることは人様の迷惑になる行為だ。

筆者が来日したばかりのころ、中国の習慣が抜けず8時に出社していた。就業時間は8時半だ。ところが、通訳の女性から「早すぎるのは良くない」と注意を受けた。他の人がプレッシャーに感じるからだという。確かに日本人社員はみな判で押したように「ちょうど良い時間」に出社し、早く来すぎても誰にも知られないよう配慮していた。

知り合いの中国人教授が路地を歩いていた時、背後に車の気配を感じた。最初は気にしていなかったが、ずっと後ろを付いてくる。何事かと振り返ると、自分が道をふさいでいたことに気づいた。車はクラクションも鳴らさずに教授が気付くのを待っていたのだ。教授は自分が悪かったとすぐに端に寄ったところ、逆に運転手から「すみません」と謝られた。

筆者が近くの市民プールに行った時、ロッカーでの着替えの最中、背後にずっと子どもが立っていた。さして気にせず、悠々と着替え荷物をまとめその場を離れた途端、その子は私の隣のロッカーを開け始めた。なんと、その子は私が終わるまでじっと順番を待っていたのだ。これが筆者だったら早々に「どいて」と言っていただろう。

日本人は人前であまり音を立てない。食事は静かに食べ、携帯電話は常にマナーモード。それに、やたらとヒソヒソ話をする人が多い。口に手をあて何やら話すのは中国では失礼な行為にあたるが、日本では教養が高い人のすることらしい。サプライズで友人の家を訪ねるのもご法度だ。招待されたら行って良いが、その際は必ず「お邪魔します」「お邪魔しました」と言う。とにかく人様の邪魔になってはいけないらしい。(翻訳・編集/NN)

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