<サッカー>トルシエ氏が中国代表監督候補に、本人はやる気十分も中国側が拒絶―中国紙

Record China    2010年11月25日(木) 20時44分

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24日、広州アジア大会で惨敗を喫した中国サッカー。決勝トーナメント1回戦で姿を消した。外国人監督待望論が高まる中、元日本代表監督のトルシエ氏がリストアップされている。写真は04年7月、カタール代表を率いて中国アジアカップに臨んだトルシエ氏。

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2010年11月24日、北京青年報によると、元日本代表監督のトルシエ氏が中国代表監督候補に挙がっている。広州アジア大会で中国は日本や韓国に敗れ、決勝トーナメント1回戦で姿を消し、外国人監督待望論が高まっている。

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実際のところ、中国サッカー協会の外国人監督・顧問探しは今年初頭には始まっていた。代理人経由では金銭絡みのトラブルが不安との理由で、中国代表スポンサーのアディダス社に候補者選びを依頼している。すでに3回にわたりリストが提出されたが、元フランス代表監督のジャック・サンティニ氏らと並び、トルシエ氏の名前も上がっている。

トルシエ氏自身も中国での仕事に積極的。2006年にはオファーがあれば引き受けると発言。今年10月には中国を訪問し、中国サッカー協会代表管理部の曹景偉(ツァオ・ジンウェイ)主任を訪ねている。しかし、協議はまとまらなかったという。2002年の日韓W杯後にもトルシエ氏招聘のプランはあった。計3回の機会はすべて実らずに終わっている。

事情に詳しい関係者は「トルシエ氏のような外国人監督は絶対的な指揮権を要求する。サッカー協会はこの点を嫌っているのだ」と話す。中国サッカー協会は、トルシエ氏に限らず、他の候補者とも接触していないという。抜本的な代表改革を断行して欲しいと願う中国サッカーファンの声はまだ協会には届いていないようだ。(翻訳・編集/KT)

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