躍進の続く中国、なのに2020年には道義面で“世界最貧国”に―米報告書

Record China    2010年11月24日(水) 8時2分

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11日、米ランド研究所が、2020年には中国は世界で最も“貧しい”国になるとの予測を報告書で明らかにした。写真は08年の粉ミルク汚染事件を受け、中国社会のモラル欠如を表現したパフォーマンスアート作品。

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2010年10月11日、中国選挙与治理網によれば、米ランド研究所(RAND Corporation)が、2020年には中国は世界で最も“貧しい”国になるとの予測を報告書で明らかにした。

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ランド研究所は、1946年に米軍により「ランド計画」として設立され、その後独立した組織となり、朝鮮戦争への中国の出兵をはじめ、政府の意思決定に多くの場面で関わってきたシンクタンク。

報告書が描き出す中国像は以下の通り。

中国の国民は個人個人の責務が社会全体に及ぼす影響を理解していない上、中国はまれに見る無宗教国家で、自制の利かない国である。中国の政治にはウソや裏切りしかなく、また、大部分の中国人はプライドや敬意、生活の意義を理解しない。彼らの価値観は私欲の中にしかなく、中国人の生活観は動物が食欲や性欲を満たそうとするのと同じ本能レベルにとどまっている。

さらに「中国の教育はすでに失敗しており、世界中から笑いものにされるだろう」とも指摘。2020年には様々な意味で中国は世界で最も“貧しい”国になると予測されているという。(翻訳・編集/岡田)

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