大量生産される中国映画…でも国産ラブストーリー人気なし―中国

Record China    2010年11月22日(月) 21時48分

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10月に中国国内で上映された国産ラブストーリー映画は10本、全公開作品の3分の1を占めた。しかし質が伴わない大量生産が問題視されている。写真は珍しく大ヒットした国産ラブストーリー「狙った恋の落とし方。」続編(10年12月公開)の劇中写真。

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2010年11月20日、新民晩報によると、10月に中国国内で上映されたラブストーリーをテーマにした中国映画は10本、公開された映画の3分の1を占めた。しかし質が伴わない大量生産が問題視されている。

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記事によると、11月に入っても前半だけで5本と、その勢いは続いている。しかし観客数低迷しており、10月の第2〜4週までの3週間の観客数は、国慶節(中国の建国記念日)の大型連休を含む1週間に及ばないという。なかには国産ラブストーリー映画の平均入場者数がわずか4人の映画館もあり、始まってみると観客が1人もいなかったという笑えない話もある。

映画を見終わった観客に感想は、「誇張しすぎている」「私たちの生活と距離感がありすぎ」「(主人公が)騒いで、喧嘩して、泣いて、笑って……見ているほうが疲れる」などなど。関係者は、低コストのラブストーリーは、「大作」や「大スター」などの冠がなければほとんど観客を惹きつけることはできない、と語る。ラブストーリーが大量生産される状況は、表面的な繁栄にすぎない、ということか。(翻訳・編集/津野尾)

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