2010年11月16日、上海市静安区の高層マンション火災の死者数は53人にまで増加した。40人余りの安否がまだ確認されていない。また、火災は無資格者による違法な電気溶接工事が原因だったとして関係者8人が拘束され、取り調べを受けている。16日、新華網が伝えた。

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16日午後、上海市政府は火災に関する記者会見を開催。53人が死亡したと発表した。126人が治療を受け、なお70人が入院している。うち15人が重症で命の危険もあるという。またマンション在住者のリストが作成されたが、40人あまりの安否がいまだ確認されていない。

火災原因については、10階から出火したことから、電気溶接熱が防塵用ナイロンネット、竹の足場に燃え移ったと当局は特定した。すでに関係者8人を拘束、取り調べを実施した。証言に加え、目撃者、溶接器具などの証拠がそろっていると話している。（翻訳・編集/KT）