2010年11月12日、中国人民銀行（中央銀行）は、全国銀行の10月の人民元建て新規預金額が1769億元にとどまったことを明らかにした。新民晩報などが伝えた。

前年同月の2897億元、前月の1兆4500億元を大きく下回った。都市部市民の新規預金額が前月比で7003億元縮小し、史上最低になったことが原因。個人資金が貯蓄から株式にシフトしたとみられる。10月は、主要株価指標の上海総合指数の月間上昇率が今年最高の15％に達した。

中国証券登記決算公司によると、10月の株式口座開設数は前月比で15万7000口多い117万3000口に膨らんだ。ファンド口座の開設数も同月は、3万4000口増の21万9000口になった。（翻訳・編集/JX）