2010年11月9日、来月にも続々と公開されるお正月映画で、人気俳優グォ・ヨウ（葛優）の出演映画が一気に3作も登場する。広州日報が伝えた。

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トレードマークのスキンヘッドが印象的な名優グォ・ヨウ。彼は、中国映画界きってのヒットメーカーであるフォン・シャオガン（馮小剛）監督との名コンビでも有名。硬・軟どちらの役柄も見事に演じ分ける高い演技力と、画面に思わず引き込まれる存在感で、「中国映画の帝王」として君臨している。

来月からスタートするお正月映画バトルには、なんと出演作が3本も参戦する。08年に中国国内で北海道旅行ブームを呼んだ映画「狙った恋の落とし方。」の続編にあたる「非誠勿擾2」、チェン・カイコー（陳凱歌）監督の最新作「趙氏孤児」、チョウ・ユンファ（周潤發）と共演の「譲子弾飛」と、いずれも大作ぞろい。予想される今年12月の映画興行成績13億元（約160億円）のうち、この3作だけで10億元（約123億円）を達成すると言われている。

確実な集客力で著名監督からも大人気のグォ・ヨウ。まさに「グォ・ヨウ祭り」となるお正月映画バトルだが、本人は「作品の上映時期については、役者の自分にはコントロールできないから」と、3本が意図しないバッティングであったことをアピールした。3本ともそれぞれ、時代背景も役柄のイメージもまったく違うため、それぞれ興味をもってオファーを受けた、と話していた。（翻訳・編集/Mathilda）